ヴァルヴレイヴ元ネタ考察(1)インド神話編

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※1期終了時点、2期開始前の考察となります。
神話うんぬんについて本編で明示されているわけではないので勝手なこじつけ解釈になりますが、こういう解釈もあるのかと思っていただければ

■機体について

1号機『火人』

パールヴァティー

666到達で機体の色が黒から金へ変化
パールヴァティーは本来黒い色をしていたが金色に変化したと言われる。
搭乗者(ハルト)に牙が生える、獣(肉食獣)のようになる
パールヴァティーの乗り物は獅子である。
吸血鬼的な発作
化身のひとつ『カーリー』は黒い女神で、血を好むという吸血鬼的な性質を持つ。

2号機?

正式に「2号機」であるかは不確定だが、ここでは学園地下でエンジンを抜かれていた機体を便宜的に2号機とする

シヴァ

1号機の妖精ピノと2号機の妖精プルーは兄妹であり男女の対
シヴァとパールヴァティーは夫婦である(兄妹ではないが、兄妹の設定はどちらかというと日本神話のイザナギ・イザナミ由来かと思われる)。
ショーコが牛のシンボルをもって描かれる
シヴァの乗り物は牛である。
→2号機の搭乗者はショーコか(12話ではカインが操縦していたように見えるが、カインはVVV搭乗者たる「第三世代」ではおそらくないため、搭乗者とは別に考える)。
→ハルトの「牙」と対応する形で、暴走すると「角」が生える?(妄想)
エンブレムの三日月
シヴァは頭に三日月の装飾をつけている。

また、シヴァとパールヴァティーの合体であるアルダナーリーシュヴァラ、シヴァとヴィシュヌの合体であるハリハラという神が存在することから、VVV機が合体の機能を持つ可能性がある。

3号機『火神鳴』

インドラ

サンダー
インドラは雷神である。
アームストロンガー・カノン、ダイ・アームズ
インドラの武器であるヴァジュラ(金剛杵)に酷似している。

4号機『火ノ輪』

ヴィシュヌ

スピンドル・ナックル
ヴィシュヌの武器はチャクラム(円月輪)。
サキ=アイドル
ヴィシュヌは10のアヴァターラ(化身)を持つ。様々な役を演じなければならない、「偶像」であるアイドルにはよく合うのではないか。

5号機『火打羽』

ガネーシャ

IMP
ガネーシャは象の頭を持つ神である。火打羽の大きな羽は象の耳のようにも見える。
キューマは金稼ぎが好き
ガネーシャは富・商売の神と言われる。

6号機『火遊』

スカンダ

森羅万象
スカンダの乗り物は孔雀である。火遊の緑色をした羽をぐるりとまとっている姿は孔雀らしいといえばらしい。
ハミング・バード
スカンダの持つ武器は槍。突き刺すという性質は共通している。また「バード」というのも孔雀が鳥類であることとかかっているのではないか。
ファン・タロン
孔雀のトサカは扇型をしている。
12話、ショーコのもとへ走るアキラ
スカンダの別名である「韋駄天」は「早く走る神」と知られている。

7号機?

ブラフマー

 7号機については存在自体不明だが「黄金の7人」などの呼称から存在するものとして仮定する。
 主要な神でありながら上記の1~6号機には当てはまらないブラフマーがここに相当するのではないかと思われる。
 搭乗者はエルエルフかリーゼロッテのどちらかになるかと思われるが、シヴァ、ヴィシュヌがそれぞれヒロインポジションのショーコ、サキと考えるとリーゼロッテである可能性が高い(ハルトにとってのヒロインはショーコとサキ、エルエルフにとってのヒロインはリーゼロッテとショーコ)。1~6まで奇数機のパイロットは男子であるため、リーゼロッテならば7号機ではなく0号機というナンバーの可能性がある。

■「革命」と三神について

革命とは「破壊と創造」であるといえる。

  • ショーコ→シヴァ(破壊)
  • サキ→ヴィシュヌ(繁栄・維持)
  • リーゼロッテ→ブラフマー(創造)

 『第三銀河帝国』に対してこれを適用すると、ショーコによる旧体制の破壊、リーゼロッテによる建国、サキによる国の維持となる。
 当然数百年後には再度ショーコ(あるいはショーコを継ぐ者)による破壊が行われると思われる。7話アバンでサキと戦闘していた軍人は牛型のメカに乗っていたが、「牛」は何度も描かれている通りショーコのシンボルであり、軍人がショーコ側の者(破壊する者)であることは察しがつく。
 ここで引っかかるのは彼が「禁軍」(皇帝直属の軍)を名乗っていることである。サキが皇帝側に反旗を翻しているともとれるが、サキは「維持する者」というポジションが揺らがないとすれば、「禁軍がクーデターを起こしている」という可能性も考えられる。

■他の神に由来すると思われるもの

太陽、7人という要素
7頭の馬がひく馬車に乗った太陽神スーリヤ
PF名称に「火」を含む
火の神アグニから? アグニも太陽にまつわる神である。

■なぜインド神話なのか

 ジオールは日本が元になっている国家のはずなのになぜインド神話が出てくるのかという問題。
 そもそもジオールは日本ではない。日本をベースにしてはいるだろうがイコール日本ではない。真暦の時代はドルシアやアルスもそうであるように、国の合併がかなり進んでいる時代であり、ジオールもそうなのではないかと考えられる。
 ジオールはJIORと綴り、このうち『J』はJapanだろうが、『I』はIndiaなのではないか(OとRについては保留とする。もっとも「organization」なのかもしれないが)。
 作中のジオール人には日本系の名前や文化しか出てこず、人口の多いはずのインド人がいないのは不自然ではあるが、真暦時代のインドは過去の戦争か何かで人口が激減し少数民族となっているとか、格差がありインド系と日系は同じところに住めないとか、色々理由は考えつく。
 開発技術者の重要なポジション(時縞博士の次くらい?)にインド系人がいたのだと思われる。
 VVV機の共通マークである八咫烏&三日月のマークは、日本神話由来の八咫烏と、インド神話のシヴァの三日月の飾りを合わせたものか。

上記にともなう、ほとんど妄想

 アキラはインド系の出なのではないか。コンピューター関係に驚異的に強いのもインド系だから。
 そうなると連坊小路家の実子ではなく、サトミとも義兄妹ということになる。実際サトミとは髪色も目の色も異なっている(サトミは金髪に青い目、アキラは赤髪に紫の目)。裕福な連坊小路家が身寄りのない子を引き取って養子としたのだろう。
 アキラが過去にイジメられていた理由も、ジオールでは少数民族であるインド系だからという人種差別によるものではないか。そんな子が裕福な家にいるのだからなおさらだろう。
 人種差別を受けていたアキラにとっては人種に関係なく発言ができ、他人と繋がれるWIREDは理想の場であったのだろう。
 アキラにとっての「人間をやめる」ということは、「人種」から解放されるということに等しいものだろう。
 なお、七海リオンもアキラと同じく赤めの髪なのでインド系の血が入っている可能性はある(クーフィアも赤い髪ではあるがドルシア人なので不明)。